六平とかいてムサカ

朝、坂東歯科医院。左下消毒、左上銀歯装着、右上クリーニング。麻酔で鼻のあたりまでもがもが。歯石取りもあと少し。

昨日届いた「ナゴムポップスコレクション」をリッピング。二十年ぶりくらいにカーネーション夜の煙突」を耳にする。あー、これだよ、おれの初めてのカーネーションは。原盤は直枝氏提供のシングルなので、スクラッチノイズが聞こえるのもいい感じ。ぼーくーはよるのえんとーつ。

グランドファーザーズ(太田譲、青山陽一所属)と比べると、やっぱこの頃はカーネーションよりグラファンの方がポップだったという印象を思い出す。というか、青山陽一の作風が今と変わらず鮮烈な印象を残すバンドであります。

夜、遅れてテニス。

帰宅して遅い晩ご飯。

これも昨日届いた黒沢清「復讐 運命の訪問者」を見る。今やバラエティにも出演している六平直政(ムサカナオマサ)氏の怪演が見所だな。彼が扮する殺し屋による唐突な殺人シーンはびっくりする。ご飯もぐもぐ食べながらだよ。

タイトルロールでは映画とは関係なく、哀川翔アニキがギター一本で「じょうだんじゃねえ!」と熱唱してくれます。

中も外も壊れた映画。黒沢清作品の中で、一番インパクトを受けた作品であります。