キツネと人の見えない歴史
昼起床。
お昼ご飯は昨日のやまとのおそばの残りで野菜スープ、実家で貰ったお赤飯。
夕方、自転車で紀伊国屋書店まで。三冊購入。
- NAVI (ナビ) 2008年 02月号(amazom.co.jp)
- 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書) 内山 節(amazom.co.jp)
- 内山節は「たかし」と読むことを今更知る。メインストリームの歴史学が取り扱う歴史とは国家史であり制度史だ。国民国家成立後の歴史は、劣悪な状態からよりましな状態へと国家がひとびとを導く過程を描きたがる。国家がほしがるのはそんな歴史像だ。キツネにだまされていた人々の日々の変わらぬ暮らしを扱っていては歴史は「前進」しないのである。かくして、「正当」な歴史からキツネとそれにだまされる人たちは取りこぼされていく。この本、最後は歴史哲学、歴史認識論が展開される。研究室の勉強会で使えると思った。
- 奇跡や前世は信じるくせに〜評:三浦天紗子(日経BP)
- 【週末読む、観る】あの世との「裂け目」の消滅(産経)
- 哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する! 入不二 基義(amazom.co.jp)
- 大学入試問題で取り上げられた哲学書を題材に、出題者、回答(解説)者、筆者自身そして入不二自身の誤読を丁寧に読みほぐしていくことで哲学入門本にしてしまった。
アミコの食材屋で生ハムときのこ入りラビオリ購入。買い物して帰宅。
晩ご飯はなんだったっけ。